沿革
『習志野第九合唱団』は、1978年(昭和53年)12月習志野文化ホール開館を記念して第九演奏会が企画された際、故・伴有雄先生指揮の習志野フィルハーモニー管弦楽団と共演する合唱団として、市民から一般公募され、青木八郎先生の合唱指揮で誕生しました。
以来、 習志野第九演奏会は多彩な指揮者、合唱指揮者を迎え、習志野市の市民参加の年末恒例行事として継続開催しています(新型コロナウィルス感染拡大の2020年は休演)。コロナ禍前は習志野市や周辺地域から300名以上が参加する大合唱団でしたが、練習会場の制約等から、最近は180~190名程度の団員が8月末または9月初めから約4ヵ月間の練習で演奏会を迎えます。
習志野第九合唱団は、合唱愛好家のみで運営するアマチュア合唱団ですが、2006年9月22日に『特定非営利活動法人(NPO法人)習志野第九合唱団』として生まれ変わり、「習志野第九演奏会」を主催するとともに、全国各地の「第九演奏会」に団員を派遣するなど、対外活動にも力を注いでいます。また、習志野市の国際交流事業に貢献すべく、習志野ドイツフェアに出演するなど、より市民に根ざした音楽の普及活動を目指しています。
なお、合唱団創設以来、演奏会の本拠地であった習志野文化ホールが2023年4月より長期休館となり、第44回演奏会がこの習志野文化ホールでの最後の演奏会となりました。第45回からは市川市文化会館をお借りするなど、新しい習志野文化ホールが開館となるまで、他市での演奏会を続けています。
募集
習志野第九合唱団は、6月前後に募集を開始します。募集案内は、合唱団ホームページの他、習志野市広報への掲載、公民館や市の掲示板への掲示などで行われます。
なお、一般公募による団員はNPO法人の合唱会員となり、8月下旬もしくは9月上旬の結団式から翌年の結団式の前日まで合唱会員資格が継続することになります。
※「NPO法人」については詳しくはこちら
構成
2024年度第46回の習志野第九合唱団は、ソプラノ50名、アルト74名(女声合計124名)、テノール32名、バス31名(男声合計63名)のパート構成からなる総勢187名の合唱団となりました。
また、習志野第九合唱団は、習志野市のみならず、隣接する船橋市・千葉市・八千代市、その他千葉県内外からの参加者で構成する合唱団です。
年齢層は10歳代から90歳代までと幅広く、女性も男性も60歳代が最多となっています。また、第九の合唱に初めて取 組んだ方は10%の18名 、第九合唱の経験はあるが習志野第九は初めての方は7%の14名でした。
全員一丸となって練習に取り組み、12月の演奏会本番を迎えます。